ある1年1組の読み聞かせの記録(3) ― 2007年03月07日 15時24分55秒
次の週(のはず。すみません、なにしろ日付も記入しないで書名だけ読んだ順番にメモしてあるので)に読んだのは、
「おりょうりとうさん」 さとうわきこ作、 フレーベル館
「おかえし」 村山桂子 文、 織茂恭子 絵、 福音館書店
お父さんを主人公にした絵本は増えつつあるものの、「おりょうりとうさん」のような無条件に楽しいのはまだまだ少ないような気がします。お父さんが、今日は自分がカレーを作ると宣言したら、野菜等の食材もお鍋等の台所道具も「とうさんじゃいやだいやだ」って逃げ出しちゃうんです。それを投網でぱっと捕まえて手際よくお料理。そうしたら母さんと子ども達も、父さんの作ったのじゃ嫌だって逃げ出して、これまた投網で捕まえられる。しかたなく一口食べてみると、とっても美味しい!次の日、父さんが会社へ行こうとすると、昨日は逃げ出した道具などが手のひらを返したように「とうさんじゃなきゃ」ってぞろぞろ後をついてくるのでした!!
「おかえし」は、しつこい絵本として有名です。キツネのお母さんが引越しの挨拶に苺を持っていくと、タヌキのお母さんはその返礼の品物を持って行き、さらにそれに対して、という無限に続くお返し合戦。どう決着が付くかは、読んでのお楽しみ。くれぐれも、「おかえしのおかえしのおかえしのおかえし」とページをめくる度に増えていく「おかえし」の数を間違えたり、面倒くさがってとばしたりしませんように。子どもはちゃんと数えています。時には唱和してくれます。
また、この絵本は高学年の読み聞かせにも向いています。親がお返しに頭を悩ませているのをわかってくる年頃ですから、おかしみも増すようです。
「おりょうりとうさん」 さとうわきこ作、 フレーベル館
「おかえし」 村山桂子 文、 織茂恭子 絵、 福音館書店
お父さんを主人公にした絵本は増えつつあるものの、「おりょうりとうさん」のような無条件に楽しいのはまだまだ少ないような気がします。お父さんが、今日は自分がカレーを作ると宣言したら、野菜等の食材もお鍋等の台所道具も「とうさんじゃいやだいやだ」って逃げ出しちゃうんです。それを投網でぱっと捕まえて手際よくお料理。そうしたら母さんと子ども達も、父さんの作ったのじゃ嫌だって逃げ出して、これまた投網で捕まえられる。しかたなく一口食べてみると、とっても美味しい!次の日、父さんが会社へ行こうとすると、昨日は逃げ出した道具などが手のひらを返したように「とうさんじゃなきゃ」ってぞろぞろ後をついてくるのでした!!
「おかえし」は、しつこい絵本として有名です。キツネのお母さんが引越しの挨拶に苺を持っていくと、タヌキのお母さんはその返礼の品物を持って行き、さらにそれに対して、という無限に続くお返し合戦。どう決着が付くかは、読んでのお楽しみ。くれぐれも、「おかえしのおかえしのおかえしのおかえし」とページをめくる度に増えていく「おかえし」の数を間違えたり、面倒くさがってとばしたりしませんように。子どもはちゃんと数えています。時には唱和してくれます。
また、この絵本は高学年の読み聞かせにも向いています。親がお返しに頭を悩ませているのをわかってくる年頃ですから、おかしみも増すようです。
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