ある1年1組の読み聞かせの記録(17) ― 2007年03月21日 14時44分30秒
3冊読んでます。
「かようびのよる」 デヴィッド・ウィーズナー 作、 徳間書店
「ありとすいか」 たむらしげる 作、ポプラ社
「ぐるんぱのようちえん」 西内みなみ 文、 堀内誠一 絵、福音館書店
大人の中には、なにこの本と言う人もいるかもしれない「かようびのよる」ですが、まああまり考えずに読み聞かせに使ってみてください。文章はたった4行しかありません。1ページめくるごとにゆっくり本を左右に振って全部の子ども達に良く見えるようにしてやってください。黙ったままページを開いていくのって、慣れないと恥ずかしいかもしれませんが。リアルな蛙の絵、それがなぜか飛ぶ、突き詰めたらついていけないので、映画の1シーンを見ているようだ等と面白がって下さい。私は好きな絵本です。
がらっと変わって「ありとすいか」は、かわいらしい絵で展開していきます。一切れのスイカ見つけた蟻たちは、巣に運ぼうとします。蟻にすれば巨大な建物のようなスイカを小さくして運びおろす作業風景や、巣の中の各部屋の様子が楽しく描かれています。残った皮だって無駄にしません。
「ぐるんぱのようちえん」は、以前テレビドラマで使われた頃にはよく読み聞かせのお母さん達が選んでいたので私は避けてたのですが、それほど頻繁ではなくなったのでまだラインナップに入れてみました。
いつ読んでも、最後にとても幸せな気分になれます。象のぐるんぱが、あちこちのお店に弟子入りして失敗して、作りそこなった製品を持たされて追い出されても、最後にとうとうぴったりの仕事に出会える。お母さんにも子どもにも喜んでもらえて、出来損ないの製品もちゃんと役立つし、なにより巨大ビスケットが美味しそうで食べたい!
ぐるんぱがお店を追い出されるたびに、「しょんぼり」という単語が増えていきます。数を間違えずに読むには、文ではなくて絵のほうを見て、ぐるんぱの持っている出来損ないを目で追いながら「しょんぼり」を重ねていくと良いですよ。
「かようびのよる」 デヴィッド・ウィーズナー 作、 徳間書店
「ありとすいか」 たむらしげる 作、ポプラ社
「ぐるんぱのようちえん」 西内みなみ 文、 堀内誠一 絵、福音館書店
大人の中には、なにこの本と言う人もいるかもしれない「かようびのよる」ですが、まああまり考えずに読み聞かせに使ってみてください。文章はたった4行しかありません。1ページめくるごとにゆっくり本を左右に振って全部の子ども達に良く見えるようにしてやってください。黙ったままページを開いていくのって、慣れないと恥ずかしいかもしれませんが。リアルな蛙の絵、それがなぜか飛ぶ、突き詰めたらついていけないので、映画の1シーンを見ているようだ等と面白がって下さい。私は好きな絵本です。
がらっと変わって「ありとすいか」は、かわいらしい絵で展開していきます。一切れのスイカ見つけた蟻たちは、巣に運ぼうとします。蟻にすれば巨大な建物のようなスイカを小さくして運びおろす作業風景や、巣の中の各部屋の様子が楽しく描かれています。残った皮だって無駄にしません。
「ぐるんぱのようちえん」は、以前テレビドラマで使われた頃にはよく読み聞かせのお母さん達が選んでいたので私は避けてたのですが、それほど頻繁ではなくなったのでまだラインナップに入れてみました。
いつ読んでも、最後にとても幸せな気分になれます。象のぐるんぱが、あちこちのお店に弟子入りして失敗して、作りそこなった製品を持たされて追い出されても、最後にとうとうぴったりの仕事に出会える。お母さんにも子どもにも喜んでもらえて、出来損ないの製品もちゃんと役立つし、なにより巨大ビスケットが美味しそうで食べたい!
ぐるんぱがお店を追い出されるたびに、「しょんぼり」という単語が増えていきます。数を間違えずに読むには、文ではなくて絵のほうを見て、ぐるんぱの持っている出来損ないを目で追いながら「しょんぼり」を重ねていくと良いですよ。
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