ある1年1組の読み聞かせの記録(22)2007年03月26日 09時46分59秒

お気づきの方もいるかもしれませんが、使っている絵本にあまり最新のものはありません。それは、図書室にある絵本を使う事を自分に課したからです。新しく買った絵本は?と疑問に思う方も多いと思いますが、それについては別の機会にまとめて書きます。ともかくも、図書館事情の悪い日本、蔵書が古めの施設しか近くに無い方には、この読み聞かせの記録はけっこう役に立つのでは、なんて思ってます。

「とべバッタ」  田島征三 作  偕成社
「ぼくのパン わたしのパン」  神沢利子 文 林明子 絵  福音館書店

「とべバッタ」の勢いある絵と展開、黙っていても(それじゃ読み聞かせになりませんが)子ども達は見てくれます。このまま一緒に飛んで行きたい。
この絵本もそうですが、字の少ない絵本の時は、じっくりじっくり間を多めに取ってくださいね。

「ぼくのぱん わたしのぱん」では、登場する姉弟たちと一緒になってパン作りをしている気分になれます。出てくるたくさんのパンも本当に美味しそう。3時間目や4時間目に読むと、お腹が減って給食まで待てないって気分にさせてしまう罪作りな絵本です。