ある1年1組の読み聞かせの記録(31)2007年04月05日 13時21分02秒

次に行きます。

「ゆうたはともだち」 きたやまようこ 作、あかね書房
「マドレーヌのクリスマス」 ルドウィッヒ・ベーメルマンス 作、BL出版
「おばけのバーバパパ」 アネット=チゾン、タラス=テイラー 作、 偕成社

「ゆうたはともだち」は、ゆうたくんちのいばりいぬシリーズの1冊目。犬の目から見た対比が楽しいですし、時にはドキッとします。短い絵本ですので、導入や締め、あるいは時間調節と読み聞かせに役立つシリーズです。

「マドレーヌのクリスマス」を選んだものの、このクラスにはまだマドレーヌ・シリーズの第1作を読んでないことに気がつきました。でもまあ大丈夫。
クリスマスの前だというのに、お屋敷の誰もが風邪で寝込んでしまいました。元気なのは一番おちびちゃんのマドレーヌだけ。健気に皆の世話をします。そこへ絨毯売りが訪ねてきます。実はその絨毯は…。

バーバパパはね、庭で生まれたんです。フランソワとすぐ友だちになったけれど、動物園に行くことになってしまいます。形を変えられるバーバパパが活躍する「おばけのバーバパパ」は偕成社から出ています。シリーズの他の本は講談社から出ていますが、私はこの第1作目が一番洗練されていると思うのですが、どうでしょうか。