ある2年1組の読み聞かせの記録(11)2007年07月11日 12時59分23秒

2年生になってからこのクラスの読書の時間は度々つぶれたんだなあというのが、本のリストからよくわかります。特に2学期は運動会はじめ行事が多いですから。暑さの残る季節に読んだであろう本から1冊おいてもう寒い季節に読む本になってしまっています。

「きつね森の山男」  馬場のぼる 作、 こぐま社

いくさが嫌いで大根が大好きな山男が、キツネ対殿様の戦いに巻き込まれてしまいます。殿様は非常に寒がりで、キツネの毛皮が欲しいのです。
城に連れてこられた山男が、雪の中でも薄着なのを奥方が目に留めます。その秘訣はふろふき大根!

絵本と同じように読み聞かせします。
少し長いお話ですが、お話の展開も面白く、馬場のぼるさんの絵も楽しく、2年生後半ならばちゃんと聞いてくれます。
寒い日に読めば、ふろふき大根が食べたくてしょうがなくなる本であります。