ある2年1組の読み聞かせの記録(13)2007年07月13日 16時25分12秒

次は比較的新しい絵本で、出版社が送ってきた目録を見て購入したものです。

「こんたのおつかい」  田中友佳子 作、 徳間書店

こんたが油揚げを買ってくるというお使いを頼まれました。忘れないように「おあげ、おあげ」と復唱しながら、通ってはいけないといわれた森へ。すると次から次へと化け物が現れます。やっとのことで森を抜け出し、お店に辿り着いたこんたは「○○○ください」と叫びます。

○の中に入る言葉は容易に想像つくと思いますが、お話も面白く、お化けの絵も迫力があって読み聞かせにぴったりだと出版社が謳うのも当然の絵本。
なのに私は失敗しました。練習もしたんですが。受けようという気持ちが先走ったのがいけなかったのだと思っています。私の読み聞かせは、淡々と読んでその本の素の魅力を感じ取ってもらうタイプです。へんに受けを狙うと逆効果です。
もちろん、読むのが上手な方、臨場感溢れる読みっぷりが身上の方、一度試してみてください。きっとワッと沸くことと思います。