読み聞かせ落ち穂拾い(26)2007年11月11日 13時35分35秒

リストに追加する本はないか、よくよく探して3冊ほど見つけました。まだあったような気がするのですが、ここらで一つすぱっと切りをつけた方が精神衛生上も良いと思い、落ち穂拾いは次々回までにします。

『パイルドライバー』 長谷川集平 作、ブッキング(以前は温羅書房から)

ブンくんはエッちゃんが好き。好きだから意地悪しちゃう。
エッちゃんが実はとても強いとわかっても好き。

なんの気の迷いか、この絵本を選んでしまいました。2年生のみんな(と担任の先生)、わけがわからなかったでしょうね。
いつもは静かな男の子がプロレスに詳しくて、その技知っている!と雄弁に語ってくれたのが印象的でした。

もうずいぶん前に友人が、これは文と絵の関係を表しているんだよと解説してくれたことがあります。
そんな事を考えなくても、パイルドライバーと高らかに叫びたくなってしまってしょうがありません。

読み聞かせ落ち穂拾い(27)2007年11月15日 11時44分53秒

前言撤回。
あれだけ探しても出てこなかったのに、これで切りをつけると決心したとたんに更なるメモが出てきました(人生ってこんなもの!)。
なので次回で終わりではなく、もう数回続けることにします。それでも片手で数えられるほどですが。

『かあさんのいす』 ベラ B.ウィリアムズ 作、 あかね書房

女所帯を支えて働き詰めのお母さんがゆっくりと休める椅子が欲しい。私とおばあちゃんは小銭をビンに貯めていき、ついに美しいバラの模様のソファをプレゼントします。

お母さんへの思いが溢れる絵本。文章も多く、じっくり読むのに向いています。

読み聞かせ落ち穂拾い(28)2007年11月16日 13時36分00秒

幼児絵本は読み聞かせの導入に良く使いますが、これもそう。

『くだもの』 平山和子 作、 福音館書店

スイカ、リンゴなど普段食べる果物の絵が、まるでそっくりに描かれています。そして、「さあ、どうぞ」という文が添えられています。嬉しくって何度も食べる真似をしちゃいたくなります。

みんな黙って聞いているので、「あれー、食べないの?」と振ってみたら、何人かの女の子が掴んでむしゃむしゃするしぐさをしてくれました。2年生でものってくれる子がいてほっとしたものです。