「風と共に去りぬ」の原作を読む気になった理由2024年09月19日 10時22分16秒

ミッチェルの原作をいつか読もうと思ったのは、映画のせいではなく
マンガがきっかけです。
津雲むつみ「風と共に去りぬ」M・ミッチェル原作(集英社)
1977年から週刊セブンティーンで連載開始、’79年連載終了。

興味深い場面がいくつもあって、これなら原作を読んでみてもいいな、
と高校生の私は思ったものでした。そしてついに読みました。
読んで良かったです。マンガは原作に忠実ですが、スカーレットの
見聞きしたこと以外は省かれていて、つまり当時の政治情勢とか
そこにいたる歴史とか、家族の過去の事とか、そういうところも
しれましたし、農園や町や風俗詳しい描写は自分自身を一時、
当時のアメリカ南部に飛ばしてくれました。

実は私、ヨーロッパが好きで、アメリカの小説はあまり
読まないのですが(アメリカの児童文学は大好きです)、
「風と共に去りぬ」は読んで良かった。立派なアメリカン
歴史ロマンスでした。