ある1年1組の読み聞かせの記録(15)2007年03月19日 15時14分49秒

次に進みます。

「ごちゃまぜカメレオン」 エリック・カール 作、 ほるぷ出版
「そらいろのたね」 中川李枝子 文、大村百合子 絵、 福音館書店

「ごちゃまぜカメレオン」は、動物園を眺めながら、自分があんな動物だったら、こんな動物だったらと想像します。想像するたびに、その動物の特徴ある足やら羽やら鼻やらがくっついて行き、カメレオンは遂にとんでもない姿になります。増殖する部分品に子ども達は大喜びですし、気がつく子はページの端のちょっとした仕掛けにまでまで注目します。

キツネはゆうじの模型飛行機が欲しくって、「そらいろのたね」と交換させます。ゆうじが蒔いてみると、なんと空色の小さな家がはえてきました。お家はどんどん大きくなり、お友だちや動物達と中で楽しく遊べます。キツネはそれを見ると急に惜しくなって、飛行機を返すから家を返せと言い出します。みんなを追い出して家を独り占めにしたキツネはさて…。
家にたくさんの仲間がやってくるページでは、ぐりとぐら等おなじみのキャラクターがさりげなく描かれています。教えてあげてもいいし、気がついて叫ぶ子がいたりもします。私は、さりげなく指先がぐりとぐらの真下に来るように持ち直すだけにしてました。

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