ある2年1組の読み聞かせの記録(15)2007年07月17日 13時10分53秒

次に行きます。

「いじわるブッチー」  バーバラ・ボットナー 文、ペギー・ラスマン 絵、 徳間書店

私のママとブッチーのママは仲良しです。家に来る時、いつもブッチーもくっついてきます。嫌だなあ。困ったことに、ママは私とブッチーも仲良しだと思い込んでいます。ブッチーなんてどっか遠くに引っ越しちゃえばいいのに。
そんなブッチーが家に泊まりに来ることに!どうしよう!!

表紙のブッチーの、いかにも意地悪という顔が何ともいえません。
読み聞かせる前に、この表紙でかなりポイントが稼げます。

図書室に勤め始めた頃、図書委員の6年男子でこの絵本を妙に気に入っていた子がいました。当番しながら読んでてツボだったようです。表紙の意地悪な顔がおかしくてしょうがないとの事。
委員会ごとに卒業アルバム用の写真を撮る時、各自好きな本を持って写ろうという事になりました。当然のように「いじわるブッチー」のもとへ。ところがあいにく貸し出し中。しかたなく他の無難な本にしてました。
私としても貸し出し中だったのが残念でした。他の子が、ルイス・サッカーの本やパスワードシリーズや「ぼくらの七日間戦争」を掲げている中で「ブッチー」のあの意地悪顔が写っていたら良い記念になったのに。
もう高三のはず。「ブッチー」のことは忘れちゃったかな。将来父親になった時に、ふと思い出して子どもに読んでやったりするのでしょうか。

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