ある1年1組の読み聞かせの記録(39) ― 2007年04月14日 11時03分13秒
3学期は短いので、週1回のペースであればそんなにたくさん記録が無いはずです。しかし、3学期は結構読み聞かせの機会が多いのです。担任の先生がお休みしたりして、急に次は図書室でということになったりします。先生自身が風邪をひくこともありますし、お子さんが具合悪くなって保育園に迎えに行かなければならない場合も有ります。
出張等あらかじめわかっている時は、こちらも準備しておけるのですが、急な時はあわてます。いえ無理に読み聞かせをしないで、本の返却と貸し出しをして後は静かに座って読書をさせておいたっていいのですが、学校司書の沽券にかかわるとばかりに最初にまず読み聞かせ。
私の出勤時間は他の先生より遅く2時間目からだったので、職員室に顔を出したとたんに、次の時間1年○組お願いします、と言われる事も多かったのです。この日もきっとそんな状況だったのでしょう。とっさに棚から抜き出し、チャイムとともにやってきた1年1組のみんなを何事も無く迎えて、さも準備してあったかのように振る舞う自分の姿が目に浮かびます。
「おぼえていろよ おおきな木」 佐野洋子 作、講談社
家のすぐそばに立っている大きな木、おじさんの生活になくてはならないものだったのに、ある日怒りに任せて切ってしまいました。もうその木陰でお茶を飲んだり、綱を張って洗濯物を干したりもできません。失って初めてどんなに大切だったかわかるという事ってありますね。
切り株から若い芽が出てきたのに気がついてほっとするのは、おじさんだけではないでしょう。
出張等あらかじめわかっている時は、こちらも準備しておけるのですが、急な時はあわてます。いえ無理に読み聞かせをしないで、本の返却と貸し出しをして後は静かに座って読書をさせておいたっていいのですが、学校司書の沽券にかかわるとばかりに最初にまず読み聞かせ。
私の出勤時間は他の先生より遅く2時間目からだったので、職員室に顔を出したとたんに、次の時間1年○組お願いします、と言われる事も多かったのです。この日もきっとそんな状況だったのでしょう。とっさに棚から抜き出し、チャイムとともにやってきた1年1組のみんなを何事も無く迎えて、さも準備してあったかのように振る舞う自分の姿が目に浮かびます。
「おぼえていろよ おおきな木」 佐野洋子 作、講談社
家のすぐそばに立っている大きな木、おじさんの生活になくてはならないものだったのに、ある日怒りに任せて切ってしまいました。もうその木陰でお茶を飲んだり、綱を張って洗濯物を干したりもできません。失って初めてどんなに大切だったかわかるという事ってありますね。
切り株から若い芽が出てきたのに気がついてほっとするのは、おじさんだけではないでしょう。
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